| 8号車 石浦宏明 選手 |
予選 5位 決勝 6位 |
| 7号車 ケイ・コッツォリーノ 選手 |
予選12位 決勝 8位 |
夏の3連休の中日、7月18日に「2010年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン」はシリーズ第3戦が開催された。今大会は静岡県・富士スピードウェイを舞台に1Day開催!
日曜日に予選・決勝が実施されるというフォーミュラ・ニッポンでは初の試みとなる。
前戦からのインターバルは約2ヶ月。変則的なタイムスケジュールや200kmというやや短めなレース距離、加えて今大会はタイヤ交換の義務付けはない。
前戦までとは異なる要素が各チームの戦略の幅を広げ、まさに見所満載のレースとなった。
【公式予選】
前日、土曜日に広い範囲で一気に梅雨明けした日本列島。真夏日となった土曜日には2回のフリー走行が行われ、Team LeMansは7号車のケイ・コッツォリーノが誰よりも周回を重ね走り込んだ。8号車の石浦宏明はトップタイムをマークするなど好発進!Team LeMansは好調さを取り戻し、いよいよ1Day開催となる第3戦を迎えた。1Day開催は観客にとっては見所が1日に凝縮されよりエキサイティングに。参戦する側にとっては、朝の予選でのトラブルやアクシデントが午後の決勝レースに与える影響をより高めるため、厳しいプレッシャーの中での戦いとなる。それぞれが違う意味でハラハラドキドキな1日が、午前9時15分から公式予選によりスタートした。
20分間のQ1序盤はアタックへ向けた最終チェックとマシンの微調整を行ったTeam LeMans。残り5分を切るとライバル勢が続々とアタックへ向かう中、2台は最後に揃ってコースイン。ギラギラとした夏の陽射しを浴びながら、いよいよアタック合戦に挑んだ。コッツォリーノは計測1周目に1分27秒115と自己ベストをマークしQ1通過ラインの9位まで順位を上げる。だが路面温度が予想以上に高くタイヤのピークが過ぎてしまい、その後のタイムアップは叶わず悔しくも12位に。前日の順位で言えば3番手となる好タイムを叩き出したコッツォリーノだったが、Q1で姿を消す結果となった。
一方、10位でQ1を突破した石浦は、タイムに伸び悩んでいたセクター3に照準を合わせてマシンをアジャスト。挑んだQ2のアタックではチームの期待に応え、1分25秒937と素晴らしいアタックを見せ2番手に!石浦はポール・ポジション(PP)に向け期待が高まる結果でファイナルステージへと駒を進めた。そしていよいよQ3のアタックを開始。路面温度とタイヤライフの関係から、1周で仕留めることが要求される今日の予選アタック。石浦はQ2の自己ベストタイムに及ばなかったものの、1分26秒179秒とほぼ完璧なアタックを見せた。だが石浦は「1コーナーとダンロップコーナーで若干ミスしました。マシンはPPを狙えるレベルにあったのですが…」と非常に悔しそうな表情。それもそのはず、石浦はPPのタイムから僅か0.18秒差にもかかわらず5番手という結果に。1~7位までの差も0.379秒と超々接近戦の予選となった。
【決勝】
7月18日(日) 僅差の公式予選から僅か4時間余りの午後2時45分。14台のマシンは1周のフォーメーションラップを終えスターティンググリッドに整列。シグナルオールレッドからブラックアウトにより、44周の決勝レースはスタートをきった。
注目のスタートは、PPのデュバルが痛恨のエンジンストールでスタート出来ず波乱の幕開け。その2列後方の5番手からスタートした石浦は若干アクセルを緩めざるを得ず、それでもアウトからうまくすり抜け5位で1コーナーへ。その周のダンロップコーナーで1台にかわされるも6位でオープニングラップを通過していく。その後方、12番手からレースをスタートさせたコッツォリーノは、狙い通り抜群のロケットスタートを決め一気に5台抜き!熾烈なポジション争いの中で1台に先行されるが、8番手に大きくジャンプアップしてさらに上を目指す。Team LeMansの2台は、6位の石浦が昨年のチャンピオンチーム「nakajima Racing」の小暮を追い、8位のコッツォリーノが山本を追うという、2チーム4台が数珠繋ぎとなりチャンスを伺う展開に。この頃、暑さはこの日のピークに達し、ドライバーの体力を徐々に奪っていった。気温は32度、路面温度は46度と、第3戦は過酷な暑さの中での真夏の戦い。特にルーキーのコッツォリーノにとってはこの暑さでのフォーミュラ・ニッポンは初めての経験。レースが折り返しを迎えるとラップタイムにも僅かながら影響が見られるが、それも1周でコンマ数秒の世界。後方から迫ってくるマシンが現れるとしっかりとペースを戻し、8位を死守していく。石浦も高い路面温度を見据えて、後半に向けタイヤを温存しながら虎視眈々とチャンスを伺っていた。
今レースはタイヤ交換の義務付けがないため、全車がノーピット作戦を選択している模様。よって全てはコース上のみのガチバトル!一瞬のミスが命取りになる厳しい状況と暑さとの中でレースは精神戦の様相を呈し、誰1人ミスすることなく進んでいく。後方集団にこそバトルによる順位の変動があるものの、結局上位集団は終始順位の変動なくチェッカー。石浦が6位、コッツォリーノが8位を守り、Team LeMansは今季初入賞&ダブル入賞!コッツォリーノにとっては、フォーミュラ・ニッポン初ポイント獲得となった。
■石浦宏明選手 コメント
「今回もレースが始まるギリギリまでチームが工場でセットアップを詰めてくれたお陰で、ベースセットのレベルも高く、フリー走行の時間も有意義に使えました。今朝の予選ではポールを狙えるレベルだったのですが、Q3でちょっとドライビングミスがあり、残念ですし反省しています。レースはタイヤが厳しくなることが分かっていたので温存していましたが、予想よりもきつくてペースが上げられなかったです。今日は暑さの中で常に限界でプッシュして、すごく接近していたし、みんなミスなくレベルの高いレースをしていたと思います。逆にそれで見せ場は少なかったかもしれませんね。とにかくハンドルの重さよりもマシンの熱や暑さがきつかったです。結果は悔しいですが、ようやくちゃんとレースが出来たんで今はホッとしています。今後は、ほんの少しの違いで順位が入れ替わる予選がまずは最重要課題です。その集団の中にいることは間違いないので、その中から早く抜け出せるように頑張ります。次戦も応援をよろしくお願いいたします。」
■ケイ・コッツォリーノ選手 コメント
「土曜日のフリー走行ではマイレージを稼いで、ドライビングのレベルアップを計りました。走り込んだことですごくプラスになり、予選に対しても良いイメージを掴めましたが、やっぱりフォーミュラ・ニッポンの予選は難しいですね。ビシッと一発で決めなければいけないのに2~3周かかってしまい、その頃にはタイヤのピークが下がってしまう…今の一番の課題です。決勝レースに関しては、まずスタート勝負だと思っていたので全神経を集中させて挑み5台抜きました!マシンの仕上がりも良かったです。後半ちょっとバラついたり、後ろに迫られた時は焦りが出てドライビングにミスが出てしまったりしましたが、チームから無線で「絶対抜かれるな」って言われて、あのプレッシャーの中でもう1回しっかりタイムを出せたことが自信にも繋がりました。とにかく今日は暑かった!でもポイントも取って、ようやくフォーミュラ・ニッポンのレースの仕方が分かってきました。今後はもっと自信を持って挑めると思います。今後に活かせるデータも取れましたし、次はしっかりと予選を決めて、攻めてぶっちぎりのレースが出来るように頑張ります。応援をありがとうございました。」
■土沼広芳監督 コメント
「1ヶ月ぶりのレースに、チームは総力を挙げて準備万端で臨みました。予選は両ドライバーともに随所に速いところを見せたものの、石浦5番手、ケイ12番手で終了しました。ケイはまだまだフォーミュラ・ニッポンでの乗車距離が短いので、これから徐々に予選のタイムアタックにも慣れていくと思います。決勝は、石浦はスタートでデュバル選手のストールによりアクセルを戻した分、順位も落としてしまって、そのままレースを終えて6位でした。この結果はクルマのポテンシャルからするともっと行けたという思いも強いですが、混戦しているとダウンフォースが安定せず、ペースが上がらなかったことも順位を上げられなかった要因です。ケイのほうは素晴らしいロケットスタートを決めて、終盤もプッシュしてトップと遜色ないタイムで走れていました。今後のレースにも十分期待できると思います。次戦もてぎでもこの調子を維持しつつ結果が出るよう頑張りますので、ご声援よろしくお願いします。」
【サーキットプロモーション】
Formula NIPPON 第1戦、第2戦に引き続きブースイベントとして、Team LeMans 石浦宏明選手、ケイ・コッツォリーノ選手のサイン会&じゃんけん大会、SUNOCOイメージガール大山美保、KYGNUSサーキットレディ七瀬こまみさんのサイン会&じゃんけん大会を実施。
パドック側では、「Formula NIPPON塗り絵コンテスト」の審査を石浦宏明選手、ケイ・コッツォリーノ選手、土沼広芳監督、大山美保が実施、各賞が選出され展示しました。
SUNOCOホームページ、当社関連サイト、イメージガールBlogなどで事前告知するなど、Webとの連携をとりなから実施、各サイトのユーザーの皆様方も多数ご来場していただけました。





























