FORMULA NIPPON NEWS

第1戦 2010年4月17日(土)~18日(日) 鈴鹿サーキット

8号車 
 石浦宏明 選手
 予選 - 位
 決勝10位
7号車 
 ケイ・コッツォリーノ 選手 
 予選12位
 決勝リタイヤ 

 

国内最高峰レース「2010年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン」が三重県・鈴鹿サーキットで開幕した。今年はレース距離のスプリント化が計られ、各レースは200kmから最大でも250km。最終戦は2レースの超スプリントとなる。まさに「日本一速い男決定戦」の名に相応しく、ドライバー同志の熱い戦いが展開されることは間違いない。
SUNOCOは、16年目となるシーズンをTeam LeMansと共に迎えた。
ドライバーは7号車に22歳のケイ・コッツォリーノ選手を起用。昨年は全日本F3で強豪をおさえて1勝をあげるなど、アグレッシブな走りで注目のルーキー!国籍はイタリアながらも、日本語がペラペラの東京都出身のドライバーである。8号車にはこのシーズンオフにめでたく結婚をした石浦宏明選手。3年目のシーズンを迎える石浦は「自分の力を出しきれる1年にしたい」と、意気込みも新たにチャンピオンを狙う。

【予選】
4月17日(土)  午前8時30分、3.4リッターV型8気筒エンジンが一斉に始動!9チーム14台のマシンは競ってコースインを果たし、予選前のフリー走行がスタートした。昨日の降雨の影響で、路面はかろうじて走行ラインのみが乾いている状況。しかし鈴鹿サーキット上空は快晴!完全ドライになるのも時間の問題だ。序盤は7号車のケイ・コッツォリーノが積極的に走行。まだベストとは言えない難しい路面コンディションの中で、自らがマークしたトップタイムを塗り替えながら果敢に攻める。終始、ユーズドタイヤのままラップを重ねたコッツォリーノは、最終的に12位でセッションを終えた。
SUNOCO&KYGNUSカラーに彩られた8号車の石浦宏明は、コンディションが好転するまでピットで待機。1時間の走行枠の半分を残し連続走行を開始した。石浦はマシンの微調整を繰り返しながらも、きっちりと2番手のタイムをマーク!終盤にはニュータイヤで3番手のタイムを叩き出すなど、フリー走行から速さをアピールした。
13時30分、公式予選が開始された。ノックアウト方式の公式予選は11台に絞られる20分間の「Q1」からスタート。気温は14度と平年並みだが、風が強くこの時期にしてはかなり寒い印象。そんな中、コッツォリーノは誰よりも早くコースイン、セッション終盤のアタックへ向け最終調整を行っていく。残り計測時間6分、この時点で「Q1」通過ラインの11位につけていたコッツォリーノはニュータイヤでアタックを開始。思い切りのよいアタックを披露するが、僅か0.1秒差で12位となり、悔しくもQ1で敗退した。
一方、開幕前の合同テストから好タイムを連発していた石浦は、開幕を迎えてもその速さは健在!コースレコードを更新する1分39秒658をマークし、2番手で「Q2」進出を決めた。
「Q2」は10分間。上位8台に絞られる。このセッションでも石浦はさらにタイムを縮め、3位でファイナルステージ「Q3」へと駒を進めた。
ポールポジションを決定する「Q3」は、各ドライバーピット内で静観する静かな幕開けとなり、勝負は残り数分のワンアタックに集約された。石浦は計測2周目にQ2でマークした自らのタイムを上回る1分39秒456で2番手に!その直後にコース上でクラッシュが発生したため予選は赤旗となり、結局そのままセッションは終了。
石浦は激戦となった予選で終始速さを見せ、自身2回目となるフロントロウを獲得した。
しかし予選終了後の再車検にて、8号車は「スキッドブロック最低厚み規定不適合」ということで「不合格」との裁定がなされた。しかも「最後尾スタート」ではなく、「ピットスタート」という制裁的なペナルティを課された。

【決勝】
4月18日(日)  開幕戦に相応しく素晴らしい晴天に恵まれた鈴鹿サーキット。前日の強風もおさまり気温は18度まで上昇、まさに絶好のレース日和となった。朝のフリー走行を経て、決勝レース(220km/37周)は午後1時45分から1周のフォーメーションラップがスタート。
3万人を超す観客が見守る中で注目のFormula NIPPION第1戦 決勝レースの幕が切って落とされた。
11番グリッドからスタートした7号車のコッツォリーノは10番手で1コーナーをクリアしていく。続くS字コーナーでは激しいポジション争いの最中にバランスを崩し平中と接触!タイヤがバーストしたまま自力でピットまで戻るが、右フロントサスペンションを破損したため、レース続行は不可能と判断。オープニングラップで無念のリタイヤとなった。
一方、8号車の石浦は全車がスタートした後にピット出口からレースをスタート。接触した2台を難なくかわし12位にポジションを上げると、早くも1周目を終えた時点で前方のマシンの僅か2秒差にまで迫る。石浦はトップと遜色のないペースで前車を攻め立てるが、そう易々とは攻略出来ない。
そこで「早めに入って空いているところでプッシュする!」と自らの判断で5周目にピットイン。給油と今レースで義務付けとなっているタイヤ交換を行った。だがこの給油作業時にリグがなかなか入らず、10秒以上のタイムロスを喫してしまった。その後、石浦の動きに合わせるかのように、前方を走行していたライバル勢が続々とピット作業を敢行。そのため石浦が目論んでいた単独走行は、そう長くは続かなかった。それでも自身のベストタイムを記録するほどの猛プッシュが奏功し、レースの折り返しを迎えた19周目には3台をかわし9位まで順位を上げていた。
レースは早くも後半。石浦のタイヤは序盤のガソリンが重い状態でプッシュした代償が大きく、予想どおりタイヤの磨耗が激しく厳しいレース展開に。
1台に先行を許し10位となった石浦は、ポジションをキープしたまま尚も入賞を目指し力走を続ける。レースは序盤からコースの各所で白熱したバトルが繰り広げられていた。昨年導入されたオーバーテイクシステムのランプが点灯する度に観客は沸き、グランドスタンドは大盛況!
今レースはそのバトルに加わることの出来なかった石浦だが、決勝レース中のベストラップは優勝した小暮を上回っていた。チームと共に出来得るベストを尽くした石浦は、しっかりと10位で完走のチェッカーを受けた。
 
■石浦宏明選手 コメント
「開幕前の合同テストの時よりもさらに僕の好みに合わせてマシンのセッティングをアジャストしてもらい、走り出しからすごく良いフィーリングでした。予選では1分38秒台がはっきりと見えていたのですが、Q3のシケインで少しミスがあり、それでも2位ですのでレベルの高さを証明できたと思います。予選失格については…データロガーでもトラブルで車高が落ちた記録が残っていたので、最後尾スタートならともかく、ピットスタートは納得のいかない裁定だと感じています。決勝レースについては、とにかく順位を上げることだけを考えて、結構無理な作戦でやれるだけのことはやりました。でも実は用心に用心を重ねてレインセッティング並みに車高を上げていたので苦しいレース展開でした。本来マシンの持っているポテンシャルは今日の表彰台に匹敵するわけなので、次戦に向けての自信はあります。今後チームと共に対策を施し、しっかり立て直したいと思います。引き続き応援をよろしくお願いいたします。」

■ケイ・コッツォリーノ選手 コメント
「今回は開幕前のテストとは違うハード系のタイヤを装着していたので、土曜日のフリー走行から走り込みを行いました。ニュータイヤは予選にとっておきたかったのでライフの良いユーズドタイヤで走行し、まずまずの感触を掴んでいました。ただ1時間の走行枠では今一歩タイヤの限界を掴み切れず、予選Q1でノックアウトという結果になり悔しかったです。日曜日は朝のフリー走行でレースシミュレーションを行い、特にユーズドタイヤには自信があったので良いイメージを持ってレースに臨んだのですが、1周目のS字コーナーで他車と接触してリタイヤとなってしまいました。デビュー戦と言うことで緊張もしましたが、レースウィークの流れも掴めましたし、今後はもっと自信を持って挑めると思います。次戦に向けてしっかりと自分自身の準備を整え、今日の経験を活かし必ず良いレースをお見せします!次戦も応援をよろしくお願いいたします。」

■土沼広芳 監督 コメント
「まず8号車は、予選で車検不通過という事態が起きてしまいました。これは車高を止める部品のトラブルによるものだったのですが、非常に不本意であり残念な結果です。決勝ではピットインのタイミングが早かったことで、後半はタイヤ的にきついレースになりました。7号車はケイの初レースでしたが、前に出たい気持ちが強く出過ぎてしまったのでしょう、オープニングラップで接触し、残念なリタイヤとなってしまいました。次戦の茂木は、両ドライバーともに得意とするコース。気持ちを立て直して次に向けて頑張りたいと思います。引き続き、皆様のご声援よろしくお願いします。」

【サーキットプロモーション】
SUNOCOでは、イベント広場「グランプリスクエア」に「SUNOCOブランド」の認知度、理解度向上を目的にブース出展しました。
ブースでは、SUNOCOモーターオイル製品の展示、プロモーションビデオ映像の放映、グッズ商品の販売を2日間実施。恒例のキッズ向け記念撮影用「SUNOCOポケバイ」設置、「Formula NIPPON塗り絵コンテスト Vol.2 台紙」のサンプリングなども実施。
また、ブースイベントとして、Team LeMans 石浦宏明選手、ケイ・コッツォリーノ選手のサイン会、SUNOCOイメージガール大山美保、KYGNUSサーキットレディ七瀬こまみさんのフォトセッションを開催。
パドック側では、「Formula NIPPON塗り絵コンテスト Vol.1」の審査を石浦宏明選手、ケイ・コッツォリーノ選手、土沼広芳監督が実施し各賞が選出され、ファン感謝デーでファンの皆様にお書きいただいた応援メッセージパネルと共に展示しました。SUNOCOは、モータースポーツの発展に微力ながら貢献していきたいと思います。

第2戦 5月22・23日 ツインリンクもてぎ

  • Team LeMans 8号車 石浦宏明
  • Team LeMans 8号車 石浦宏明
  • Team LeMans 8号車 石浦宏明
  • Team LeMans 7号車 ケイ・コッツォリーノ
  • 石浦宏明
  • Team LeMans 8号車 石浦宏明
  • Team LeMans 石浦宏明
  • ケイ・コッツォリーノ
  • 石浦宏明
  • ケイ・コッツォリーノ
  • ケイ・コッツォリーノ
  • ケイ・コッツォリーノ  石浦宏明
  • ケイ・コッツォリーノ
  • Team LeMans 8号車 石浦宏明
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  • 石浦宏明 大山美保 誕生日
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