SUPER GT NEWS

第1戦 2016年4月9日(土)、4月10日(日) 岡山国際サーキット

土屋武士 / 松井孝允
(25号車 VivaC 86 MC)
予選 1位 ポールポジション獲得 / 決勝 6位 入賞

昨年7年ぶりにスーパーGTのステージに復帰した「つちやエンジニアリング」。「打倒ワークス」を掲げた最強プライベーター「つちやエンジニアリング」は、昨年参戦初年度で第6戦 菅生ラウンドで見事「優勝」を果たす活躍を見せた。立ち止まることなく、常に進化し続ける「つちやエンジニアリング」が今シーズンも「25号車 VivaC 86 MC」で戦う。このマザーシャーシ(MC)は、GTアソシエーション 坂東代表が「日本の古き良きレース屋の技術を絶やさない為、技術屋が腕を大いに振るえ、 資金が潤沢でないプライベーターでも継続的に参戦できるように」という趣旨で開発、誕生したマシン。「技術伝承・継承」という活動からMCマシンを選択するのは必然でもある。今シーズン、GT300クラスで勢いを増す「FIA GT3」マシン勢、メルセデス、アウディ、BMW、ポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニが新型車を投入、昨年以上に強豪、強敵がひしめきあう事になり厳しいシーズンになる事は必至。そんな中、「つちやエンジニアリング」の今年の目標は1勝ではなく「タイトル獲得」。チーム一丸となってタイトル獲得に向けで挑む。

合同テスト
開幕前の岡山合同テストでクラッシュ。次の富士合同テストまで5日間、メカニック、スタッフ、ドライバーまでもが修復作業に全力でのぞんだ。徹夜の連続でマシンが完成したのは富士合同テスト最終日の朝、そして富士で走行、午後のセッションでは3番手タイムを叩き出した。

公式予選
開幕戦、いつも通りフリー走行、予選Q1、Q2というスケジュール。
まずは走り出してバランスチェック。全く新たな試みで持ち込んだセットアップは好感触。そこから予定していたメニューをこなした後は、決勝セットに費やした。Q1は松井孝允 選手が担当。マシンのバランスはオーバーステアが強い上に、クリアラップも取れなかったもののギリギリの13番手でQ1通過。そしてセットを変更して挑んだQ2。土屋武士 選手は、最初のアタックで2番手タイムを叩き出した。トップとはコンマ1秒差と聞いて、1周のクールダウンを挿んだ後、再度アタック、ベストをコンマ2秒縮め逆転に成功、開幕戦で見事にポールポジションを獲得した。

決勝
スタートドライバーは土屋武士、スタート直後からできるだけペースを上げて、エンジンパワーに勝るFIA GT3勢に対抗するため、まずはスタートダッシュを決め、序盤からの数周で1秒~2秒ほどのギャップを広げていく、その後タイヤを労わりながら2位との差をコントロールしていたが、 タイヤがコンディションに合わず、ペースが落ち始める。20周目以降は2番手の65号車が25号車に襲い掛かる、バトルするものの圧倒的に65号車の方が速い。31周目65号車がピットインしたのにあわせて32周目にピットイン、タイヤを左側2輪交換の作戦で松井孝允 選手に交代。しかしタイヤの温まりの差で10秒ほどあった2番手とのギャップはあっという間に詰められ2位に後退。圧倒的なペースの違いを見せつけるFIA GT3勢、土屋武士 選手は無線で「AMGや新型車勢には敵わないから、焦らず落ち着いてゴールまでマシンを運んで」と松井孝允 選手に伝えた。最終的には6位でチェッカーを受け無事入賞、ポイントを獲得。今回、上位はFIA GT3マシンが占める結果の中、その中に切り込んだ唯一のJAF GTマシンでもある。また、メカニックたちも名誉ある「ZF Award for Best Mechanics」を受賞開幕戦を終えた。


土屋 武士 選手 コメント
「次への課題もしっかりと見えた開幕戦でした。とりわけ、新型FIA GT3勢のポテンシャルが高いということと、ここ岡山のサーキットでは1周のスピード勝負では互角だったということが分かりました。我々MC勢 &JAF GT勢が得意のサーキットで、ここまでFIAGT3勢が強いと今シーズンはかなり苦しい戦いになるかというのが想像できます。でも相手が強いと燃えてきます!この環境の中で勝つことができたら、それは自分たちの成長の証だと思うし、それがなければ間違いなく勝てない。今回ポールを獲れたのも、富士テストで新たな発見があったからだし、 まだまだ成長できる余地はあるはず。我々プライベーターは資金力では敵わないけれど、情熱と創意工夫で対抗できると信じて戦っています。それを応援してくれるたくさんのパートナーやサポーターのみんながいてくれるから戦える。今年もそんな戦いが始 まったと思うと血が騒ぎます。今シーズンの目標はチャンピオン獲得です。我々プライベーターはこのステージにいられることだけでも奇跡だと思います。人と人との繋がりが紡いでくれた奇跡。でも技術に奇跡はない。積み重ねた上にしか、技術は応 えてくれません。技術は必然です。この奇跡と必然の調和の中で、人は成長していくのだと思います。また泥臭い、面倒くさい大人たちの戦いが始まりました。こんな素晴らしい環境で、大好きな仕事を思いっきり、いい仲間と一緒にやれることに感謝して、思う存分レースしたいと思います! 今シーズンも応援よろしくお願いいたします。」

松井 孝允 選手 コメント
「まずこの開幕戦に再びこのチームで戻ってくることができて本当に嬉しく思います。 開幕前の岡山テストでクラッシュしてからチームのスタッフの全員が開幕に向けて車を直すのに徹夜をし、ただ治すだけ ではなく速い車を仕上げてくれていい状態で岡山に乗り込めました。フリー走行からセットアップもタイヤも含めていい方向に仕上がっていて、エンジニアリングの部分でも車を速くしてもらい これなら勝てるかもしれないと思いました。
いざ予選に行くと思っていたような結果が得られず自分のふがいなさに腹が立ちましたが、そこで車の状態を正しく伝えら れたことは富士の合同テストから考えると正しいコメントができたと思います。 またその中で武士さんが、ポールポジションを取ってくれたことは本当によかったです。決勝は武士さんがトップのままピットに戻ってきて、ピットの作業は他車より早いのはわかったのでこのまま勝ちたいと思 いましたがペースを上げられず後退していく一方のレースで正直苦しいレースでした。 その中で武士さんが無線でレース展開を伝えてくれたので少し気が楽になり無理なことはせず自分のベストを尽くそうと 思い走りました。結果は6位と悔しいですが、それ以上に自分の走りを何とかしないと今後のレースで勝てないと思うのでしっかりと反省し 次回の富士では課題をクリアして乗り込みます。 今回、岡山で遠い中現地で応援して下さった皆様や遠くからの応援ありがとうございました。 次回の富士も応援よろしくお願いいたします。」

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