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2018 SUPER GT Rd.1 岡山国際サーキット

2018年4月7日(土)~8日(日)

SUNOCOは今年もSUPER GTシリーズ、GT300クラスに参戦する、土屋武士 代表率いる「つちやエンジニアリング」へのテクニカルスポンサードを実施。ドライバーは松井孝允 選手に新加入の坪井翔 選手、第3ドライバーに近藤翼 選手という体制。マシンはカラーリングが一新された「25号車 HOPPY 86MC」。SUNOCOは「つちやエンジニアリング」と共に市販製品「BRILLシリーズ」を供給しタイトル獲得を目指す。

予選

4月7日(土)
公式予選Q1、坪井選手はトップタイムを叩き出しそのままQ1突破。Q2は天候に翻弄され、松井選手が5番手でグリッドを獲得した。だが、テストから速さを実証している「25号車 HOPPY 86MC」としては優勝を狙える十分なスタートポジションだ。

決勝

スタートドライバーは坪井選手が担当。レース序盤、11号車、21号車、31号車などと熾烈なトップ争いを展開、そのバトルは見るものを魅了。29周を終えてピットイン、松井選手に交代。ここでは得意のタイヤ無交換作戦を採ってピットアウトしていった。ライバルがピット作業を終了すると25号車はトップとなっていた。このまま順風満帆に優勝へ・・・とはいかず、同じマザーシャーシでタイヤ無交換作戦で猛追してきた18号車が背後に迫ってきていた。松井も簡単には抜かすわけにはいかず必死にしのいでいたが、57周目に18号車にパスされてしまう。さらに7号車が迫り圧倒的なスピード差があったため、なすすべなく抜かれてしまった。さらに65号車が迫ってきたが、松井選手はポジションを死守し3位表彰台を獲得した。
25号車は序盤、坪井選手のバトルでタイヤは消耗、優勝した18号車は序盤はタイヤを労わった戦いをした。マザーシャーシの開発にもかかわってきた土屋監督は全て分かっていたうえで、あえて指示を出さなかったという。チームは、技術の伝承、若手の育成という掲げた信念を貫き、「好きなように走ってきて!」と送り出したそうだ。
「坪井はこのレースですごく色んなことを経験できたと思います。人は成功体験と、悔しさが残る失敗を体験することで大きく成長します。その両方を経験できたことが本当に良かったと思います。」と語った。

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