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2020 SUPER GT Rd.6 鈴鹿サーキット

2020 10月24日(土) ~ 25日(日)

37号車 KeePer TOM'S GR Supra

第6戦を迎えてランキング2位、46ポイントを獲得しており、GT500クラスで最も重いハンディウエイト92Kgを課された状態で戦う。とてつもないハンディを背負う不利な状況下で、午前中の練習走行でQ1突破の可能性を感じられるマシンの感触を掴んでいた。
そして迎えた公式予選。10分間のQ1、約7分を経過した時に1台のマシンがダンロップコーナーを立ち上がってコースオフ、クラッシュ。このアクシデントによってセッションは赤旗中断となり、その後残り時間 5分でQ1が再開された。赤旗が提示された時点での順位は7番手。 Q1突破は上位8番手まで。タイミングが悪い事に37号車は、赤旗が提示された周にアタックを開始していた。そのアタックにタイヤのピークを合わせていたので、再開後に再びコースインして若干のタイムアップを図ることができたものの Q1 突破は果たせず、11番手グリッドから決勝をスタートすることとなった。
11番手からスタート、スタート直後の1周目から順位をアップ、ピットインのタイミングで8位までポジションアップしていた。ドライバーの最小義務周回数をクリアーして、GT300クラスのトラフィックが始まりそうな段階でピットイン。順調にレースは進み、さらなる上位進出、決勝に強いTOM'Sをみせつけると思われた。しかし、ピットに入ってきたマシンはフロント部分が破損していた。なんと、ピットロードに入る直前に同時ピットインした100号車に追突してしまっていたのだった。タイヤ交換、燃料補給とドライバー交代を行い、再びコースへ送り出した。追突によりドライブスルーペナルティが課され、順位は大きく後退、ダメージの影響が周回を重ねるごとに少しづつ増してきた。大きなダメージに波及する可能性を考えて再びピットイン、そこでリタイヤすることとなった。

36号車 au TOM'S GR Supra

この第6戦はシリーズの中で最大のウエイトを搭載する大会となる。 TGR TEAM au TOM’S の 36号車は、ここまでに41ポイントを獲得、ランキング4位。ハンディウエイトは82Kgとなっている。
公式予選は重いハンディウエイトの中でQ1突破できるかどうかが注目された。午前中の公式練習走行からマシンがバウンドしてしまう症状が出て、それが予選に至ってもブレーキングポイントの手前でその現象が出てしまい、思うようにアタックすることがとができず12番手タイムでQ2進出は果たせなかった。
決勝レース。36号車 TGR TEAM au TOM’Sは、チームメイトの37号車に続いて、1周目から積極的な展開を見せて順位アップした。今大会、悩まされていたバウンドしてしまう症状もかなり緩和されて、それが序盤の順位アップにつながった。37号車がピットインした1周後にピットインして、タイヤ交換、給油、そしてドライバー交代してレースに復帰。セーフティーカーが導入された時点では6位まで上り詰めていた。そして、セーフティーカーランが明けて以後31周目に一つポジションをダウン。そのままポジションを堅持し7位フィニッシュ、4ポイントを加算。トータル36ポイント、ランキング3位タイで第7戦へ臨むこととなった。

25号車 HOPPY Porsche

レース毎に進化をしていく「25号車 HOPPY Porsche」。表現を変えればつちやエンジニアリング色に染められていく「25号車 HOPPY Porsche」。今回もどんな進化をしているのか楽しみだ。公式練習で入念なセットアップで臨んだ公式予選。
GT300クラスはグループ分けして競い合う。25号車はB組で予選Q1に挑んだが、0.2秒足りずにQ2進出は果たせなかった。決勝レース、20番手スタートだった25号車はオープニングラップで3台をパスし、17番手に浮上。しかし前方集団のペースが落ちたため渋滞状態となった。オーバーテイクしたいが先行車に近過ぎるとダウンフォースが抜け、ストレートで並びかけるがオーバーテイクするまでには至らない膠着状態が続いた。17周目ピットインを済ませコースに復帰した。20周目にSCが導入され、SCあけにルーティンピットを消化していなかったライバルたちは一気にピットに入っていった。25号車は12番手に順位をあげ、その後も順位をあげて9位でチェッカーを受け、今季2回目の入賞を果たした。

FAI-F4

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