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2020 SUPER GT Rd.7 ツインリンクもてぎ

2020 11月7日(土) ~ 8日(日)

37号車 KeePer TOM'S GR Supra

TGR TEAM KeePer TOM'S の 37号車のニック・キャシディがフォーミュラ E の海外テストに参加することになり、代わって山下健太がドライブすることになった。トップから1ポイント差で迎えた第7戦は、ポイントx1Kg となって、ウエイトハンディが半減する。平川 亮が練習走行でセットアップを確認、山下も短時間でマシンに慣れ、平川と同等のタイムをマークして見せた。
迎えた公式予選、Q1を山下が担当。予定していたアタックラップでミスをしてしまったため、再度アタック。感覚的には十分にQ1を突破した手応えがあったが、タイムが伸びず13番手に留まり、Q2へ進出することはできなかった。
予選のQ1突破を果たせず、13番手のポジションからスタートした37号車は、序盤で着実にポジションを上げていき、セーフティーカーが導入された時点で7番手まで順位を上げていた。セーフティーカーラン明けにピットインし、ドライバー交代を終えてレースに復帰。各車がピットインを全て終えると8番手のポジション。そこからレース中盤と終盤に順位アップして6位まで上り詰めたところでチェッカー。トップ5はホンダ NSX GT が独占、 37号車はTOYOTA GR Supra勢はもとよりホンダ以外のマシンでは最上位となった。5ポイントを獲得してトータル 51ポイントとなり、平川 亮がランキングトップタイで最終戦を迎えることとなった。

36号車 au TOM'S GR Supra

シリーズ第6戦を終え、ランキング3位タイの45ポイントでツインリンクもてぎに挑むことになったTGR TEAM au TOM'S 36号車は、公式予選Q1を8番手で突破。Q2に駒を進めた。第7戦のウエイトハンディは、ポイントと同じとなり、第6戦と比較すると半減した。ランキングのトップグループは僅差のポイント差ということもあり、ウエイトハンディが皆ほぼ同じことを示す。 36号車よりも上位のランキングチームがQ1で敗退する厳しい状況の中でQ2に進出した36号車、アタックラップにタイムロスしながら7番手で予選を終え、決勝レースは4列目のグリッドからゴールを目指すことになった。
36号車は、決勝レース直前のウォームアップ走行を終えて、決勝に向けて最終のセットアップ変更を行なってグリッドへ向かった。スタート直後からコーナリング前のブレーキングでリヤがロックしてしまうという症状が出てしまい、そのためにペースが全く上がらず、8番手に後退。23周目セーフティーカー(SC)が導入、SC退去後にピットイン、コースに復帰した時点で12番手となっていた。今シーズン最も苦しい展開の決勝となってしまい、チームにとって屈辱的な周回遅れでの13位でゴール。ポイントを加算することもできず、 45ポイント。チームメイトのランキングトップ37号車から6ポイント差で最終戦を迎えた。

25号車 HOPPY Porsche

公式予選GT300クラス、Q1はふたつのグループに分けて行われる。25号車は、グループBでQ1に出走。松井孝允がドライブする25号車はQ1を4番手タイムで突破。Q2は佐藤公哉が出走し4番手タイムを叩き出し、4番グリッドを獲得した。決勝レース、スタート直後からジリジリとポジションを後退させていく、ストレートなどではスピードが違いなど、成すすべなくオーバーテイクされるシーンを目の当たりにした。セーフティーカー導入によりピンチを迎えるが、チーム全体が冷静に対応することが出来たため、陥ってしまった不利な状況下で最大のリザルト、6位でチェッカーを受けた。

FAI-F4

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