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2019 SUPER GT Rd.1 岡山

2019年4月13日(土) ~ 14日(日)予選:天候/曇り 路面/ドライ
決勝:天候/雨  路面/ウェット

いよいよSuper GT 2019が、岡山国際サーキットで開幕した。つちやエンジニアリングは、セカンド・ドライバーに 佐藤公哉選手を迎え入れ、2016年以来2度目のシリーズ・チャンピオン奪還に向けたチャレンジの開始だ。

公式練習&予選

今回もGT300クラスのQ1はA組、B組に2分され、それぞれの上位8チームがQ2に進出できるシステムが執られた。B組に振り分けられた#25HOPPY86MCのQ1担当ドライバーは佐藤公哉選手。移籍後初の予選で緊張もあったのだろうが、3位の好成績でQ2に進出、エース松井選手にバトンを繋げた。Q2担当のエース松井選手は、渾身のアタックでトップと0.3秒差の5位で予選を終えた。

決勝

決勝当日の朝はどんより曇り空。サポートレースが始まる頃には雨が降ったりやんだりとなり、Super GTの決勝スタート直前には本降りに。これにより決勝はセーフティ・カー先導のスタート方式が執られた。#25HOPPY86MCのスタート・ドライバーは佐藤公哉選手。結局セーフティ・カーの先導は3周続き、4周目から2019年度Super GTの火ぶたが切って落とされた。さあここから!という1コーナー出口で1台のマシンが#5マッハ車検MC86にヒットし、そのままクラッシュ。次の瞬間 目を疑う光景が。。。なんとクラッシュしたのは我らが#25HOPPY86MCであった。
こうして開幕戦はあっけなく終了してしまった。その後もクラッシュが続き、レース自体も4度のセーフティ・カー導入という前代未聞の展開。GT300クラスは全29台中7台がクラッシュ、リタイヤとなるサバイバル・ゲームとなり、結局30周終了時点で赤旗中断となり、監督会議の結果そのまま中止が決定された。

クラッシュ後にうなだれてピットに戻って来た佐藤選手に土屋監督はまず、「今後の結果で(今回の貸しを)返してくれ」エース松井選手も「俺はひっくり返したけどね」(注)と。松井選手の一言にピット内はドッと笑いに包まれた。傷付いたホピ子(#25HOPPY86Mの愛称)をメカニック全員で出迎え、ピットに収容すると早速分解。修復、再利用可能なパーツはその場できれいに洗われ、交換が必要なパーツはその場で手配されていた。誰もが黙々と次戦に向けた準備を始める姿に次戦以降の活躍を感じた瞬間であった。
(注)2017年第6戦鈴鹿で松井選手は、トップ快走中に残り数分でクラッシュ、ひっくり返してしまった。

次回第2戦はGW中の5月3日(金・祝)、4日(土)に 静岡県 富士スピードウェイで開催される。
#25HOPPY86MCの「復活の狼煙」を現地で観てみませんか。


引続きHOPPY 86MCの応援をよろしくお願いします。

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