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2019 SUPER GT Rd.2 富士

2019年5月3日(金・祝) ~ 4日(土)予選:天候/曇り 路面/ドライ
決勝:天候/雨のち曇り 路面/ウェットのちドライ

近年にない波乱の幕開けとなったSuper GT 2019は、約3週間のインターバルを置いて超大型連休となった今年のゴールデンウィーク中に富士スピードウェイで開催された。開幕戦でクラッシュによりマシンが大破してしまったつちやエンジニアリングの#25HOPPY86MCは、メカニックを中心としたチームスタッフの努力と共に、Super GTを戦うライバル・チーム、UPGARAGEさんのパーツ提供ご協力により、第2戦に帰ってくることができた。

公式練習&予選

朝の公式練習では中盤の順位と心配されながらも、Q1を任された佐藤選手は早々にトップタイムを記録、その後#2シンティアム・アップル・ロータスと#56リアライズ日産自動車学校GT-Rに上位を譲るも、トップと0.17秒差の3位でQ1を突破した。
GT500クラスのQ1を挟んで行われたQ2は、エース松井選手が担当。トップの#56リアライズ日産自動車学校GT-Rには僅かに及ばなかったものの、0.2秒差の2位につけ、復帰初戦の予選を良い形で終えた。ピットに戻った松井選手のコメント「しょぼい走りをしてしまった。出来は60点」 を考えれば、決勝は充分に上位を狙えると期待が膨らむ予選であった。

決勝

決勝当日は曇り空で予報は雨。超大型連休中の決勝日は朝9時半に駐車場の満車が場内アナウンスされるほどの超満員の観客を迎えていた。決勝が始まる14時半が近づくにつれて雨が落ち始め、各チームは慌ててレインタイヤに履き替えると共に、開幕戦に続くセーフティ・カー・スタートが宣言された。
#25HOPPY86MCのスタート・ドライバーはエース松井選手。セーフティ・カーが2周先導の後、3周目決勝レースが始まった。
各車がレーシングスピードで周回を重ねると、#25HOPPY86MCは徐々にポジションを下げるいつもの展開となった。長丁場の500kmレースの今回、エース松井選手は序盤はリスクを取らず丁寧にマシンを進めているように感じた。レース1/3を迎えた38周目、#25HOPPY86MCがピットイン。給油、4輪タイヤ交換、ドライバーチェンジしてコースに復帰した。第2スティントを任されたのは佐藤公哉選手。そろそろ追い上げに期待!・・・と思っていた矢先の58周目、#25HOPPY86MCがピットに戻って来た。あれ?と思っていると4輪タイヤ交換のみでレースに復帰。どうやら2回目のタイヤセットが良くなく、タイムが伸びなくなってしまったようでの緊急ピットインであった。これで大幅に後れを取ってしまい、レース中盤でポイント獲得が厳しい状況になってしまった。

佐藤公哉選手は78周目にルーティンのピットイン。給油とドライバー交代のみで最終スティントに向かった。チェッカーを任されたのは再びエース松井選手。第3ドライバーとして登録されていた土屋武士選手のドライビングを見ることは叶わなかった。(笑)

最終的に18位で第2戦の決勝レースを終了し、開幕戦に続くノーポントに終わった。レース後のエース松井選手のコメントによれば、トップグループで戦うためには改善が必要で、各方面と即時にも相談の場を設ける由。次戦での期待が高まる。


次回第3戦は、5月25日(土)、26日(日) に三重県鈴鹿サーキットで開催される。
シリーズチャンピオン奪還に向け、#25HOPPY86MCの走りを現地で観て、感じませんか。
引続き#25HOPPY86MCの応援をよろしくお願いします。

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