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2019 SUPER GT Rd.7 SUGO

2019年9月21日(土) ~ 22日(日)予選:天候/曇り 路面/ドライ
決勝:天候/雨  路面/ウェット

前戦から中1週で、Super GT 2019第7戦 菅生GT 300kmレースが杜の都に帰ってきた。今シーズンも残りわずか。チャンピオンシップ・レースからは大きく水を開けられてしまったが、得意の菅生で最高の結果を求めてつちやエンジニアリング HOPPY86MCの活躍が期待された。

公式練習&予選

公式練習は順調にメニューをこなしてトップと16/1000秒差の3位で終え、順調な仕上がりを窺わせた。何と言ってもスポーツランド菅生におけるGT300クラスのコースレコードは2016年にエース松井選手が記録しており、今回もシーズン4度目のポールポジションが期待される練習走行であった。今回の予選Q1は抽選でA/Bの2組に分かれて行われ、それぞれの上位8台がQ2に進出する方式が執られた。 #25 HOPPY86MCはB組に振り分けられ、担当は佐藤公哉選手。ウォームアップ走行の後アタック1周目で1’18.404の好タイムを記録、トップと0.2秒差のB組3位、全体で5位の記録で、Q2進出を決めた。Q2はエース松井孝允選手。3年ぶりのコースレコード更新を目指してアタックするも僅かに及ばず、#61 SUBARU BRZ R&D SPORT、#55 ARTA NSX GT3 に続く予選3位、フロントロー2列目から決勝に挑むことになった。

決勝

決勝日の天気予報は降水確率95%。ウェットのレースではタイヤが合わず勝負させてもらえない#25 HOPPY86MCは、ドライコンディションを祈る決勝の朝を迎えた。午前中は明るかった空は決勝レースに向けて各車がコースインする頃には僅かに霧雨が降り始める。グリッドウォーク中に雨脚が強くなり始め、難しいタイヤ選択を迫られる。ウェットコンディションでは勝負権がない#25 HOPPY86MCはドライタイヤを選択。決勝レースはセーフティ・カー先導によるSCスタートとなった。3周にわたるSC先導中にも雨脚は強くなり、路面はウェット状態に。4周目にSCが離脱後はウェットタイヤ装着組に次々と先行を許してしまった。やむなく#25 HOPPY86MCもウェットタイヤに交換。予定外のピットインで大きく順位を落としてしまった。レース中盤にもGT500車両のスピン、停止によりSCが導入され、前戦に続き天候やピットインのタイミングなど、運が大きく影響する展開になった。#25 HOPPY86MCは40周目にピットイン。ドライバーをエース松井孝允選手に交代し、追上げを図るも路面状況は好転せずポイント獲得が難しい状況に。そこでチームは方針を変更し、最終戦に向けたデータ取りに切替えた。よって45周目に再度ピットイン、タイヤ4本を交換してコースに戻っていった。最終的にトップから7周遅れの27位でチェッカーを受けた。

今回もまた天気とセーフティーカーに翻弄された難しいレースであった。今季は3度のポールポジションを獲得するなど予選は絶好調ながら、決勝は第4戦タイでの4位が最高と一度も表彰台に登れていない。最終戦は是非とも今季初の表彰台を見たい。まずは、好天を記念しててるてる坊主を作ろう。

次回最終戦(第8戦)は、11月2日(土)、3日(日) にツインリンクもてぎで開催される。

引続きHOPPY 86MCの応援をよろしくお願いします。

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