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2020 SUPER GT Rd.5 富士スピードウェイ

2020 10月3日(土) ~ 4日(日)

37号車 KeePer TOM'S GR Supra

SUPER GTシリーズも第5戦を迎え、シリーズは後半戦に突入。第4戦までは無観客開催で行われてきたが、今シーズン初の観客を動員してのレース開催を迎えることが出来た。
ランキング3位のTGR TEAM KeePer TOM'Sはウエイトハンディ76Kg。国内屈指の約1.5kmのストレートでスピードが削られ、圧倒的に不利な状況下で予選はQ1突破することは出来ず11番手で予選を終了。決勝レース、11番手からスタート。スタート直後の1コーナーの混乱を交わしてポジションアップ!直後セーフティーカーが導入された。再スタート後、ウエイトハンディを抱えながらもポジションを上げていく、さらに作戦と見事なまでの的確な状況判断により2番手まで順位を上げた。しかし、レース終盤、予選からエンジンにトラブルを抱えていた37号車は、ペースを維持することが出来なく4位でチェッカーを受けた。シリーズランキングは、チーム2位、ドライバー2位。次戦は、ウエイトハンディ92kgとなる。

36号車 au TOM'S GR Supra

TGR TEAM au TOM'S 36号車は、ウェイトハンディ82kg、燃料の流量を制限するリストリクターも2段階絞られている状態。富士スピードウェイの1.5kmにおよぶストレートでトップスピードが伸びない苦しい戦いとなった。公式予選Q1突破ならず10番手で予選を終えた。
決勝レースは、オープニングラップ1コーナーでの数台の接触が発生、接触は回避できたものの順位アップは出来なかった。その後着実にポジションをあげ、7番手でピットイン。ピットアウト直後の1コーナーブレーキングでタイヤをロックアップしてしまいフラットスポットが発生。その後バイブレーションによりペースが上げられない展開となってしまい、順位を落としていく展開となった。64周目にはGT300クラスのマシンと接触し、タイヤがパンク、ピットに戻ってレースを終了した。シリーズランキングはチーム4位、ドライバー5位となった。

25号車 HOPPY Porsche

設営日の3日(金)富士スピードウェイピットに収まった25号車 HOPPY Porsche。ファクトリーではマシンに問題はなかったが、暖気を始めるとエンジンが止まってしまうトラブルが発生。ドイツと連絡を取り合ってトラブルシューティングを進めるが改善できず、エンジン交換となった。深夜午前1時からの交換作業となった。
4日(土)公式練習は、当初の計画通りに進められセットアップする方向で走行は進められた。公式予選、松井選手がQ1を突破、Q2で佐藤選手が10番手タイムを叩き出し10番手グリッドを獲得、前戦に続き連続ポイント獲得を目指す。決勝レースは苦戦を強いられることになった。単独走行ではいいペースでタイムを刻めるのに、レースとなりバトルになって先行車を攻めようとすると、前方部分のダウンフォースが効かなくなり、オーバーテイクするところまで持っていけない。逆にBOP(性能調整)によってストレートが遅い分、後続車にオーバーテイクされてしまう。チームはピットでのタイヤ交換を左側2輪のみ交換などによりピットタイム短縮などの作戦を実行したものの11位でチェッカーを受け、2レース連続ポイント獲得にはならなかった

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